定年退職を迎えて退職金を一時金で受取ると
必ずと言っていいほど銀行や証券会社から
定年退職後のライフプランを無料で作成する
といった案内が来ます。
そのライフプランを作成した後は、これまた必ず
証券会社からラップ口座で資産運用の提案や
銀行からはキャンペーン預金金利とセットで
投資信託を案内されます。
ですが、これらの誘いはいっさいスルー!
全額、ネット証券の新NISA口座で
手数料が安い投資信託で運用をお勧めします。
なぜなら、証券会社や銀行が進める金融商品は
どれも高い手数料の投資商品であることが
ほとんどで資産形成するどころではないからです。
ネット証券の場合、下記のいずれでも良いと思います。
【新NISAおすすめネット証券】
・楽天証券
みなさまに選ばれてNo.1 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
・SBI証券
SBI証券総合口座 (sbisec.co.jp)
個人的には、楽天証券がおすすめです。
それは、資産運用だけでなく楽天経済圏をフル活用
することにより家計管理にも大変お得だからです。
具体的なモデルケース
勤続年数:37年(大学卒業後、就職して転職無し)
退職一時金:2,000万円
可能ならこの退職金には一切手を付けずに
全額を以下の配分でNISA口座で運用。
本人口座:360万円/年×5年=1,800万円
配偶者口座:108万円/年(9万円×12)+万円/年(9万円×9+11万円)=200万円
※夫婦合わせて3,600万円(1,800万円×2人分)の非課税枠を使い全額非課税運用。
※配偶者への非課税贈与額110万円/年以下に抑える。
ほとんどのかたが定年後も再雇用で働かれるので
収入は減るでしょうが節約して頑張ってみましょう。
奥様にパートの協力を得ることができればなおよいです。
取崩は、人にもよりますが65歳から資産運用を継続
しながら毎年4%ずつ取り崩してゆく。
そうすると20年後(85歳時点)も運用資産を減らさずに
公的年金に加えて資産運用した自分年金を年間80万円~100万円
の上乗せしてゆとりを作ることができるのではないでしょか。
上記、4%の取崩については、こちらを参考にご覧ください。
引用:セゾンのくらし大研究
インデックス投資の出口戦略とは?4%ルールについても詳しく解説 | セゾンのくらし大研究 (saisoncard.co.jp)
コメント